大学4年生からのブログチャレンジ

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人生のどん底に陥った私を救ってくれるのは、いつもイラストでした。

【悲報】日本の就活を通して「この国は絶望しかない」と感じたこと5選

移転しました。

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こんにちは、からぽんです。

 

就活生の皆さん、お疲れ様です。

 

この記事にたどり着いたということは、おそらく「就活 つらい」とか「就活 絶望」など、かなり重い検索ワードを入力されたのだと思います。

そしてきっと今、「就活がキツすぎる」「こんな時期になっても内定が取れない、ダメ人間だ」と自己嫌悪に陥っているのではないでしょうか。

 

ちょうど一年前の私も、まったく就活がうまくいかず、暇さえあれば「就活 クソ」とか「就活 地獄」「就活 失敗」といったキーワードを入力して、少しでも共感を得られそうなサイトばかりを眺めていました。

 

私の場合、その後も色々とエージェントを利用して就活に挑戦し続けたのですが、内定を取れないまま卒業し、晴れてニートになりました。

 

その後3ヶ月ほど休養を取って、既卒で就活を始めたら2週間足らずで内定を貰い、ようやく独り立ちができそうなところまで来ました。

 

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ハッキリ言います。

 

新卒ブランドは絶対ではありませんので、もし今「苦しすぎて就活したくない!」と思ったら、迷わず就活から逃げてください。

 

おそらく周囲からは反対の声や心配をされると思いますが、基本的に無視。ただ、家族の声にはしっかりと耳を傾けてください。それも自分にとって都合のいい言葉だけ。

 

第一に守るべきは、あなたの心です。あなたが駄目なわけではありません。日本の就活が異常でおかしいだけです。そんなものに人生をささげる必要は、全くありません。まず日々を生きましょう。

 

そして心に余裕ができたら、自分の好きなことに熱中してみてください。簡単には見つからないと思いますが、そういった場合は堀江貴文さん(ホリエモン)の『多動力』や『ゼロ』を読んでみてください。これからの時代を生きていくうえで必要なことが、いっぱい詰まっている名著です。

 

人生は一度きりです。自分の好きなように楽しく生きたもの勝ちですよ。

とは言いつつ、ここから日本に抱いた絶望をつらつらと語っていきます。

 

日本の絶望を知っていただいたうえで、今後の人生を有意義なものにしてください。

 

日本の就活を通して「この国は絶望しかない」と感じたこと

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そんな私が、就活を通して「日本は絶望しかないじゃん」と感じたことについて語っていきます。ここでいう『就活』は、新卒の時がメインとなります。マジで新卒就活は異常だったので。。。

 

絶望その1「変わらない新卒第一主義」

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新卒の異常さを象徴するのがこの「新卒第一主義」。

とにかく、新卒ブランドがものを言う世界でした。逆に言うと、新卒でない場合は価値がおそろしく下がるのです。

 

でも実際、そこまで新卒ブランドは重要ではないのです。

 

私は新卒で失敗し既卒で就活をしましたが、普通に内定を取れましたから。むしろ新卒に比べて圧倒的に合理的に、将来を見据えた視点で取り組めたのです。詳細はこちら(

【元ニートが、本音をぶちまけます】就活ってやっぱり、おかしくない? - 大学4年生からのブログチャレンジ

 

リンク先の記事でも書かれているように、新卒で失敗続きの私でも、既卒であっさり内定を取れるのです。

もちろん、それなりに書類添削や面接対策などを行いました。とは言っても、その対策もほとんどが電話越しでした。実際にエージェントさんと顔を合わせて対策を行ったのはたった一回だけでした。

 

このことからも分かるように、新卒ブランドは絶対じゃないんです。でも、私がそのことに気付いたのは、実際に既卒で就活をし、内定を取った時でした。

皆さんの様な新卒の立場の時は、そんなことは全く知らず、とにかく「新卒ブランドを失ったら人生終わりだ!」と勘違いしていたのでした。

だから、内定がないまま卒業した時は絶望していましたね。人生終わりだと・・・。

 

新卒第一主義の絶望は、そこに詰まっていると思うんですよね。「新卒で会社に入れなかったら人生詰む」と思いがちな就活生が多いこと。実際そんなことないのに。

 

でもこの思い込みのせいで、毎年自ら命を絶つ就活生がいるのです。

なんで日本の将来を担う素晴らしい若者が、たかが就活ごときで死ななくてはならないのか。意味が分かりませんし、毎年そんなことが起きている日本には、絶望ですよね。

 

 

絶望その2「皆と同じが当たり前という、同調圧力

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先ほどの「新卒第一主義」にも関連してきますが、この「同調圧力」もやばいです。私が最も嫌いな雰囲気の一つ。

 

日本は狩猟・農耕時代から始まり現在も、「和」「集団」を最も重視する民族だと言われています。それこそ、太平洋戦争時の「欲しがりません、勝つまでは。」とか、「一億総特攻」「一億総玉砕」などは、まさに「集団意識」の最たるものですよね。

 

とにかく日本社会は「集団・みんなと同じ」を意識します。目立ってはいけないのです。出る杭は打たれます。

 

これは、就活でも言えることです。

 

皆さん会社説明会や面接へ行く際、どんな格好をしていますか?

おそらく9割以上の方が、スーツ姿だと思います。たとえ真夏だろうが、スーツを着る人が大多数だと思われます。

面接で私服に来る人なんて、まあほとんどいないでしょう。例え企業からの連絡に「カジュアルな格好でお越しください」と書いてあっても、スーツで行く人が大多数でしょう。

理由は簡単。「みんなスーツを着てくるだろう」と思っているからです。

 

ここにも、集団心理が働いていると言えます。

周りから浮いたら目立ちやすいうえ、叩かれる的になりやすいです。だったら無難なスーツで目立たない方がマシ。

 

企業側も、「個性を出してください」と言う割にはスーツの着用を強要してくるので、頭おかしいですよね。スーツに黒髪で、同じような笑顔と言葉を振りまく就活生を見て、何が個性だと言いたいです。

若者より、企業を担っている大人の思考停止に絶望します。

 

 

絶望その3「圧倒的に非効率なやり方」

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世界を取り巻く技術開発のスピードはめまぐるしく、私が小学生時代だった2000年代と比べると、スマートフォンの登場やVR、AIの台頭など、科学技術はどんどん進み続けています。

日本でも技術の恩恵は受けているのですが、なぜか就活においてはあまり浸透していないように思えます。

 

その象徴となるのが「手書きの履歴書やエントリーシート(以下ES)」です。

これには多くの就活生が悲鳴を上げていると思います。

 

東京など都市部の企業はIT系が多いので、パソコン作成でもOKかもしれません。私の場合、岡山で就活をしていましたが、基本的に9割くらい手書きで出していました。IT系3社受けましたが、全社手書きでしたね・・・。

 

手書きの履歴書やESは、パソコンに比べ非常に時間がかかるうえ、一文字でもミスをしたら全て書き直しをしなければいけないという、まさに苦行です。

そもそも、手書きでなければいけない理由が「手書きだと熱意が伝わるから」とか言っている時点で、碌な選考基準ではありません。

 

実際どれ程の人が手書きの履歴書やESを書いているかは分かりませんが、一刻も早くこの文化は廃止すべきだと思います。

 

会社側からの選考結果はメールで送られてくるくせに、就活生には手書きを強いるのは、理不尽とも言えます。

 

まあ、もう10年くらいは経たないと変わらないでしょうけどね。手書きに悩まされる就活生が今後も生まれると思うと、軽く絶望ですね。

 

 

絶望その4「就活以外の選択肢が選びにくい社会」

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日本では、基本的に普通の生き方の手本みたいなのがあります。

それは

中学卒業→高校卒業→大学卒業→就職→定年まで労働→老後を楽しむ

みたいな、いわゆる今まで ”普通” とされてきた生き方です。

 

これらの過程には、基本的に一年も空白がありません。ぎっしりとイベントが詰まっています。

受験、就活と、人生の一大イベントがひっきりなしに襲い掛かってくるのです。休んでいる暇はありません。日本社会でうまく生きていくためには、決して空白の期間をつくってはいけないのです。

少しでも空白の期間をつくってしまうと、「ダメな人間だ」というレッテルを貼られやすくなります。

 

実際に私は高校時代に退学を経験し、約1年間空白の期間をつくってしまいました。すると面接のときに必ずと言っていいほど「なんで退学したんですか?」「退学後の1年間は何をしていたのですか?」と根掘り葉掘り聞かれます。

 

おそらく「この人は辞め癖があるんじゃないか。ウチでやっていけるのか」という所を見ているのだと思います。基本的にマイナスな見方ですよね。

 

たかが学校の話と思いがちかもしれませんが、本人にとっては人生に関わる大事な悩みを抱えているのです。人生を生きているうちにそういった悩みには必ず遭遇するものですし、その頻度は人によってバラバラです。

 

もちろん大学まで何の問題もなく学校に行っていた人もいると思います。でも、そういう人が面接官だと、私のような空白人間は異端に思えるのだと思います。

 

そして日本社会全体が、こういった空白に寛容ではないのです。だから面接でマイナスに見られる。躓きや休憩、失敗が許されない社会なのです。

だから「大学を卒業したら即入社して定年まで働く」という選択肢以外が就活生には見えづらいのです。

 

とは言っても、実際問題として、日本社会で生きていくためにはやはり「会社に入る」以外の選択肢はほぼ無いのだとも感じます。

 

私も、就活に嫌気がさしてフリーランスやワーキングホリデーなど、多様な働き方に目を向けてみました。しかし、そういった生き方は少数ですし、話を聞いても自分にはできる気がしない。むしろ就活より難しい生き方なんじゃないかとさえ思えます。

 

そう思う理由は、日本にはまだまだ、そういった生き方への理解が進んでいないからでしょう。

未だに大企業志向が強いですし、会社に入って働くことが当たり前という前時代的な価値観が蔓延しています。これは、私が去年就活をして実際に感じたことです。売り手市場のせいで、余計に大企業志向が強まっている感じです。

 

就活をしている時に「俺フリーランスになる!」なんて人は一人もいませんでした。みんな真面目に就活していました。

 

とは言え令和になって、おそらく会社の在り方や働き方の概念が大きく変わってくると思います。フリーランスや個人が活躍できる生き方がもっと広まれば、絶望は薄まりますね。

 

 

絶望その5「人口が減り続ける社会」

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最後にコレ。労働人口が減り続けているので、就活をする身としてはありがたいんですけどね(笑)。

これに関しては、正直どうしようもない問題だなと思います。

 

皆さんご存知の通り、日本の人口は減り続けています。総務省によると、2019年8月現在で前年同月から-26万人と、年々減少しているそうです。そして絶望的なのが、その内訳です。

2017年のデータですが、65歳以上が約3500万人に比べ15歳未満は約1500万人。65歳以上が約3割を占めるのです。

 

これだけで絶望できますよね。

おまけに私を含め若い人がどんどん合計特殊出生率の低い東京へ行くので、爆発的に子どもが増えることは期待できません。

 

したがって今後の日本社会は、あらゆる面で若者に不利になっていくでしょう。ていうかもうなりつつありますよね。

年金給付額の減額や税金の増税、教育費の増大など、若者が生きにくい社会になっています。

 

これは、少数派の若者の意見より多数派の老人の意見を優先する政治家の問題でもありますが、それ以前に投票に行かない若者が多すぎるという問題が大きいと思います。

確かに投票に行ったからって、すぐに社会が若者のための政策をするとは限りませんが、行動しないものの声は拾われません。

自ら日本社会を絶望へ追い込むのではなく、声を上げることで少しでも光明を見出すべきだと思います。

 

 

おわりに

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今日は、就活をしてきて「日本には絶望しかないなあ」と感じたことをお話ししました。

もう一度まとめますと、全部で5つ。

 

  1. 変わらない新卒第一主義
  2. 皆と同じが当たり前という、同調圧力
  3. 圧倒的に非効率なやり方
  4. 就活以外の選択肢が選びにくい社会
  5. 人口が減り続ける社会

 

とにかく、就活をしていて日本社会の生きづらさを感じました。

 

それでも私は、とりあえず日本で生きていくことを決めました。

 

だって、いきなり海外に出たりフリーランスになるなんて無理ゲーですもん。そりゃ好きなことで生きていければ最高です。でも、いきなりそれを目指すのは難しい。

 

だから私は、頑張って就活をして「自分が好きなことに少しでも近い仕事」を見つけました。

そこで自分のスキルを磨きつつ、このブログやイラスト、みんなとyoutubeで自分のブランド価値をどんどん上げていき、独立するという生き方を決めたのです。

 

まだまだ実力不足ですが、日々の努力を重ねることで、必ず自分が描いた将来になると確信しています。

今後の日本で生きていくためには、「自分自身のブランド化」が大事だと私は思っているので、どんどん自分を発信していこうと思います。

 

おそらくこれからの時代は、超個人社会でしょう。youtuberやインフルエンサーと言った個人で億を稼ぐ時代です。

僕は夢がある時代だなと思うので、挑戦し続けます。

 

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だから皆さんも、絶望しつつも夢を抱きながら生きていってください。

 

人生は一度きりなので、楽しんだもの勝ちですよ!!

 

それでは今日はこのあたりで。ありがとうございました!