新作漫画制作開始!
移転しました。
こんばんは、からぽんです。
いよいよ、新作漫画『所恵美に吸われたい!』の漫画制作が本格的にスタートしました!
今日はその漫画制作について、じっくり書いていこうと思いますので、お付き合いよろしくお願いします!m(_ _)m
人生初、デジタルでの漫画制作
実は今回の漫画制作、今までやったことのない『完全デジタル』への初挑戦なんです。
漫画制作自体は、過去に3作品やった経験があるのですが、全て完全アナログでした。
アナログはデジタルと違いあらゆる面でやり直しがきかず、下描きからペン入れ、トーン貼りや効果など、それはもう滅茶苦茶大変でした。
最後に漫画を作ったのが高校2年生の時。あれから約6年、今は完全デジタルで漫画を作ろうとしています。
ていうかもう6年も前なのか、あの作品。
ちなみにどんな作品かというと、表紙はこんな感じです。
このイラスト、自分で言うのもなんですが、割と好きです(笑)。こういうちょっとダークな雰囲気が多分好きなんだと思います。
下描き作業、いきなりの壁!?
ではここからは、人生初の完全デジタルでの漫画制作の模様をお伝えしていこうと思います!
まず、漫画用のページを用意します。
用意できたらいきなり描き始めるわけですが、いきなり苦戦します。
アナログ(A3用紙)に比べ、液タブ越しのページは紙が小さく見えるので、コマ割りがめっちゃやりにくかったです。
こじんまりとした紙にちっちゃくコマ割りをしていく感じが、どうも馴染めませんでした。とにかく、「描きにくい!」という感覚です。
コマ割りができたら、ラフと下描きを描いていきます。
私は、ラフは殆どアタリをとるくらい簡単に描いて、すぐに下描きを始めちゃうタイプです。
そして、この下描きも描きづらい!!
一枚絵を描く時は、全体にバーンと描けたのでそんなに描きづらいと思ったことはなかったのですが、小さいコマの中に収まるように描くのは、非常に描きづらい!
やっぱり、物理的に描ける大きさが小さいからだと思います。まあ、そんな時は拡大して描けばいいだけの話なんで、そこまで悩む必要はなかったのですが(笑)。
デジタルの良い面
こういうやりづらい事がある反面、デジタルならではの良い面もあります。
それはやはり、何度でもやり直しがきくということです。
アナログだと、たとえ鉛筆で描く下描き段階であっても、何度もやり直すという作業がしにくいのです。
何故かと言うと、下描きの線を何度も消すと、だんだん消したところが黒ずんできたり、紙の表面を削りすぎて、ペン入れの時にペン先が引っかかってしまう、なんてことが起きやすくなるからです。
これは多分、アナログ経験者の方には痛いほど理解していただけると思います!
それに比べデジタルは、何度も消しゴムで綺麗に消せるし、紙の表面が削れるなんてことを気にする必要もありません。
この点は非常に大きいですし、なんと言っても精神的なゆとりができ、快適に作業を進めることができます。
そして、完成した下描きがこちらです。
100%の出来とは言い難いですが、どんどん進めていきたいので、ある程度の妥協もやむ無しと今は考えています。
本当なら次のページを描きたいのですが、まずはページが完成する過程を記録に残しておきたいので、このままこのページのペン入れ作業に移ります。
ペン入れは思ったより・・・楽?
ペン入れは、後からバランスを見て修正する箇所も出てくることを考え、レイヤーを細かくわけています。
例えば、恵美(女の子)の
髪
輪郭
手
服
目
といった具合に、パーツごとに分けています。
ペン入れ作業に関しては、今までデジタルで描いてきた経験が活きたのか、思ったほど「描きにくい」なんてことはありませんでした。
ただ、漫画制作ではアンチエイリアスが機能していないので(設定の関係なのかな?)、線がカクカクしているように見えてしまい、出来栄えが良いようにあんま見えないのが残念(´・ω・`)。
でも慣れてくれば描きやすいですし、いくらでもやり直しがきくので、自分が納得できるまでひたすら線を描き直すことができます。一発勝負のアナログでは出来ないことなので、この点に関しては本当にデジタル最高です!!
で、今現在ここまで進んでいます。
コマ割りや文字、線をハッキリと描くだけで漫画っぽさが増しますね!
引き続き、いつもの様にpixiv sketchで配信しながらペン入れ作業を進め、1ページ完成に向けて頑張っていこうと思います!
何もかもが初めての作業なので大変ですが、この漫画が完成した頃の出来栄えを想像しながら、楽しく描いていきますので、応援のほどよろしくお願いします!!
それでは今日はこの辺りで。ありがとうございました!!