大学4年生からのブログチャレンジ

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人生のどん底に陥った私を救ってくれるのは、いつもイラストでした。

【デジタルイラスト】髪の質感をうまく出すには、影と艶のバランスが大事!~伊吹翼誕生日イラストを例に~

移転しました。

こんばんは、からぽんです。

 

何やら大層なタイトルになっていますが、そんな大したことをお話するわけではありません(笑)。

 

髪の毛を上手く塗れるよう意識してみたことを、ただ記事にするだけです。

したがって、この記事は「デジタルイラストでの髪の塗りが上手くできない」という人に向けて書いていきます。

 

  • 髪の毛の塗り方が分からない
  • 艶の出し方が分からない
  • 質感がうまく表現できない

 

といった方は、ぜひ読んでみてください。

 

まず、参考までに私の作業環境をご紹介します。

 

使用ソフト:Clip Studio(通称クリスタ)

液タブ:Wacom Cintiq 16

ノートパソコン

 

完全にデジタル環境です。

 

そして、今回見本にするイラストがこれ。

 

f:id:Syo031:20190731211909p:image

 

昨日描き上げた、伊吹翼の誕生日イラストです。

彼女の髪の塗りについて、今日はお話していきます。

 

まず、髪部分のレイヤーは以下の様に分けています。

 

ツヤ

濃い影

肌み

ベース

 

全部で5つのレイヤーに分けています。多分、そんなに多くない方だと思います。

今回お話する部分は、『ツヤ』と『濃い影』の二つのレイヤーです。

 

まず、『濃い影』の部分。

影のレイヤーの上に、さらに濃い影を塗ることで、髪の毛の立体感や毛の重なり具合を表現しています。

 

使用しているツールは『筆』の『水多め』です。毛の流れ一本一本を意識しながら、サッサッと描いていきます。

 

ここで、髪の質感を左右する大きなポイントがあります。

それは、レイヤーの設定です。

通常』ではなく、『乗算』にすることで、よりベースカラーに馴染むような濃さを表現することができます。

 

その違いが分かる画像がこちらです。

 

レイヤー『通常』

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レイヤー『乗算』

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おわかりでしょうか。

乗算の方が、しっかりと髪全体の色に馴染んでいるように見えませんか?

 

僅かの差のように見えますが、この差を意識するかしないかで、完成した時の仕上がり具合に大きな差が出てきます。

 

次に『ツヤ』の部分。

ツヤは髪の毛に明るさを加えてくれる要素です。

ツヤを入れることで綺麗な髪の毛を描くことができます。

ポイントは、細いハイライトの線を髪の毛全体に入れることです。明るめの線を入れることで、より髪の毛全体の質感がしっくりきます。

 

後は、全体のバランスを見ながら濃い影とツヤを上手く描いていきます。

全体のバランスを見ることを忘れないようにしてください!

 

ツヤが多すぎるとテカテカに、影が濃すぎると暗い感じの髪の毛になってしまいます。両者のバランスを保ちつつ、理想の髪色になるよう調整してください。

 

完成した後に修正するのは大変なので、できるだけこうした細かい作業に妥協せず、自分の納得いく出来になるまで追求することをオススメします。

 

 

メインの話はこれで終わりです。

 

余談として、一昨日つくった『レモンムース』の感想を。

まず、完成したものがこちら。

 

f:id:Syo031:20190731212538j:image

 

味は・・・完璧でした!

 

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おばあちゃんの味にほぼ近い味で、甘くて柔らかい最高のレモンムースでした。

 

下の方にレモンのゼリーが固まっており、これがまた甘くて美味しい!

 

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上側はフワフワしたムース、下側はつるんとしたゼリー。最初から最後まで美味しさで溢れてました。

 

レモンの風味はしっかり残っているのですが酸っぱさはなく、むしろ甘くて食べやすいです。

つくってよかったです!

 

それでは今日はこのあたりで。ありがとうございました!