大学4年生からのブログチャレンジ

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人生のどん底に陥った私を救ってくれるのは、いつもイラストでした。

高校2年で東京の某大手出版社に漫画を持ち込んだ話【めった打ちにされ、そこから学んだこと】

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こんにちは、からぽんです。

 

今日は少し昔、「高校2年の時に大手漫画出版社に持ち込んだ」お話をさせていただきます。

 

結論から言いますと

 

漫画家を目指すなら持ち込みは絶対行った方がいいけど、今の時代だったらブログやSNSで漫画投稿できるから、そっちの方が楽しく漫画を描けるかも

 

ということです。

 

本記事の内容

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ざっくり言いますと、先ほどの結論と同じように「持ち込みで経験したことは大きいけど、今だったらネットでいくらでも漫画を発信できるよね。その方が楽しいんじゃない?」ということをお話しする記事です。

 

今までだと、漫画家になるといったら

 

何か月も描けて作品を描く

漫画出版社に投稿or持ち込む

上手くいけば賞に応募される

更に上手くいけば受賞して、担当がつく

更に更に上手くいけば読み切りが掲載される

更に更に更に上手くいけば読み切りが連載になる

更に更に更に更に上手くいけば長期連載&アニメ化で大成功

 

という流れになります。

 

しかも上で挙げた流れは、すべて順風満帆に事が進んでいる状況です。まずそんなことはあり得ないので、悲しいですが圧倒的に挫折する人がほとんどだと思います。

 

ただ、今はネットが普及しているので、誰でも漫画家を名乗ることができます。漫画投稿アプリからプロになっている人も実際いますし、やり方は色々あります。

 

したがって今回の記事は、

 

  • 出版社に持ち込んで体験したこと(ほぼボロクソに叩かれた)
  • 持ち込んだことで得た気づき(ここが大事)
  • 持ち込み以外にも、漫画家になる方法はある

 

という内容で話を進めていきたいと思います。

 

漫画やイラストを描く人全般に参考になる記事だと思いますので、ぜひご覧ください。

 

それでは私が実際に持ち込んだ経験を、つらつらとお話ししていきます。

 

 

持ち込んだ作品は、今見ると黒歴史レベル・・・

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今から6年前、2013年の冬。当時私は高校2年生でした。

当時の私は、もともと通っていた県立高校を辞め通信制高校に通っていました。通信制はスクーリングと呼ばれる授業が週に2日あるだけなので、それ以外の日はすべて自由に使うことができました。

 

そして私はその自由な時間のほとんどを、絵の勉強や漫画制作に費やしていました。今の私と似たような状況です。

 

当時の私の夢は、『漫画家でした。

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もともと絵を描くのが大好きだったことに加え、当時読んでいた『バクマン。』という漫画家を目指す物語の作品に触発され、「漫画家になりたい!」と意気込んでいたのです。

 

そんな私は、高校2年生の1年間で3作品の漫画をつくりました。すべて完全アナログで、画材はすべて、貯めていたお年玉を崩して買いました。

若いだけあって成長も早く、作品を描くごとに画力や漫画の表現力が上がっているのを実感していました。

 

この3作品の内、実際に上京して持ち込んだのは1作品だけです。

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自分のありったけの力を込めて描き上げた読み切り漫画。ページ数は41ページ。作品名は『死の福音書』。うわああああ恥ずかしいいいい!!!

 

作品名や表紙からも分かるように、ダークな雰囲気をまとった作品です。

題材は『能力戦争』。

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簡単な設定をお話ししますと

世界中に突如、突然変異による超能力者が出現。

人知を超える能力を持った彼らは、大国に次々と大規模テロを起こしていく。その混乱の中、世界は超能力者率いる革命連合軍とかつての平和を取り戻そうとする国際連合軍の2勢力に分断される。

国際連合軍に所属する主人公の戦地はベトナム。そこで革命連合軍との激しい戦闘を繰り広げる最中、ある少女が空から落ちてくる。その少女は本来彼らの敵である超能力者。しかし彼女はこの戦争を終わらせるべく国際連合軍に加担する、いわば救世主であった。。。

 

みたいな(笑)。

なんちゅう設定だ。戦争を題材にすること自体なかなかハードルが高いというのに(読者の共感を得られにくい)、リアルな国名まで出していくあたり、大人の事情を知らない。まあ当時はロクに勉強していなかったので。。。

 

でも当時の私にとっては、神作品であったことには間違いありません。自分で描いたんですから、分かります。

 

 

いざ大手出版社へ持ち込み!編集者から受けたアドバイスという名の袋叩き

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そして私は、この作品を大手出版社2社に持ち込んだのです。

 

結果は、、、惨敗。

 

ダメ出し&ダメ出しのオンパレードで、オブラートに包みながらも「駄作だ」と罵られまくったような感じでした。もう、耳をふさいで逃げたい気持ちでいっぱいでしたが、何とか良い情報を手に入れようと、編集者からの指摘をメモ帳に書いていました。

いくつか書き出してみます。

 

  • キャラクター性がイマイチ。あくまでも読者が分かりやすいキャラクターを

 

  • 戦争というジャンルは、中高生向けの少年漫画でもOK

 

  • ネーム2週間、原稿2週間、カラーは自分の作風に合ったものを(←おそらく、次に持ち込む際の作品制作の目安と思われる)

 

  • 良いラストで終わらせられるとなお良し

 

  • リアリティによりすぎているところが✕。もっとファンタジー向けにする

 

  • 読み切りにオチは必要

 

  • コメディとシリアスの配分(今読者が求めているのは、残酷なシリアスより女の子との絡みがあるようなコメディの方が多い)

 

う~ん、なかなか的確なアドバイス当時は泣くのを堪えながらメモしていたのを覚えています(笑)。

ちなみにこちらが、当時書いたメモです。

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かなり殴り書きしてる(笑)。

 

キャラクター性については、めちゃくちゃ難しいですね。

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確かに、読者に覚えてもらいやすいキャラをつくるのは大切なことですが、じゃあ簡単に生み出せるかといったら、絶対に「ノー」です。

現在描いている二次創作漫画の主人公も、どこかで見たことのあるようなビジュアルです。キャラの創造性については、まだまだ実力不足です。

 

そして私が読み切り漫画を描くうえで最も苦手とするのが「オチ」です。

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私は物語を考える時、どうしても連載する体で話を進めてしまうんですよね。だから読み切り用に綺麗な1話完結型に収められないんです。どうしても続きを匂わせるようなラストになってしまう。

この作品もそうです。

主人公のピンチにヒロインが駆け付け、なんとか場を治める。戦争自体は終わっていないし、これからどうなるかもまったく不透明。そんな終わり方をしています。

 

これでは読み切りとしてはダメダメですよね。きちんと話を終わらせていないんですから。

未だにこの「1話完結型」の話をつくるのが大の苦手です。今までネームを練ってきた作品ほぼすべてが、連載作品レベルの量でしたから。

 

 

持ち込みから得られたこと

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基本的にボロクソに叩かれた私でしたが、持ち込みをしたことで得られたものも大きかったです。

 

まず「既存ルート(出版社経由)で漫画家になるのは無理ゲー」ということ。

持ち込んだ後、「よし、頑張って受験勉強に励もう」と決心しました(笑)。読者に理解してもらう以前に、編集者に認めてもらうことに無理ゲーを感じました。

 

次に「持ち込みより投稿の方が有利かも」ということ。

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これは、実際に持ち込みをして思ったことなのですが、持ち込むと実際に対面する編集者1人にしか作品を読んでもらえません。

そして、どんな人に読んでもらうかは全くの自分の感性に合う人が読めば高評価を得られるかもしれないし、全然合わない人に読んでもらったらボロクソにされるかもしれません。

持ち込みって交通費もかかるし担当者との運もあるから、辛いしバクチ要素多いんですよね。

 

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一方で投稿は、出版社が主催しているマンガ大賞なるものに郵送で応募するものなので、基本的に編集者の何人かには目を通してもらえるそうです。

するともしかしたら、5人の内1人だけでも「おっ?この作品はなかなか・・・」と思わせることができたら、それってもう勝ちじゃないですか。

賞にはあぶれてもその人が個人的に連絡をくれる可能性だってあります。一人に見せるより複数に見せた方が、自分の感性に合う人に見つかる可能性が高くなるということです。

わざわざ高い交通費を払って東京に行き、対面でボロクソに言われるよりは、郵送代で済むし直接ボロクソに言われて萎えることもありません(笑)。

 

とは言いつつも、実際に面と向かってアドバイスを受ける方が、得られる情報は多いと思います。

だから、一度は持ち込んで実際に生の反応を見るのもいいと思います。2回目以降は投稿してみるとか。

 

あとは「編集者にいちいち見せてから連載を勝ち取るのって無理ゲーすぎるから、ブログかなんかで作品を発信しちゃえばいいんじゃない?」という気づき。

結局ブログをつくったのは、そう気づいてから6年後になるわけですが(笑)。

ブログは自分で管理するものなので基本的に発信は自由です。だから、多くの人に自分の作品を知ってもらうにはもってこいの環境なんですよね。自分の好きな作品を、好きなように発信できるって、素晴らしいです。

まあ、全然アップできていないんですけどね。。。下描きはちょくちょくアップしているのですが。漫画を描くって大変!

 

 

まとめ

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私としては、『インターネットに好きなように漫画を発信するのが最強』ということです。

 

実際に出版社に漫画を持ち込むことで学ぶことは多かったです。

やはり実際にプロの編集者から受けるアドバイスは、相当な刺激になります。今の自分のレベルを知りたいのであれば、プロからの指摘は参考になると思いますよ。

 

私にとっては「漫画家になるには既存のやり方は難しすぎる。ネットを使えばいいじゃん」という大きな気付きがありました。これが今のブログに繋がっていると言っても過言ではありません。

実際にこのブログの最初の方は、1記事に1コマ漫画を載せていましたから。

 

ネットが普及した今、出版社を通して漫画家になることにこだわる必要はないと思います。漫画投稿アプリやブログ、SNSを通じて自分の作品を発信するだけで漫画家と同じようなものですし、上手くマネタイズしていけば普通に稼げると思います。

 

何より、頑張って継続し続ければ、多くの人に自分の作品を知ってもらえる可能性があります。それにもしかしたら、出版社の人に目をつけられてスカウトなんてことも考えられますし、ネットを使わない手はないです。

私も(自称)漫画家・イラストレーターとして、これからも日々作品の創作に全力を挙げていきます。

 

みなさんも、どんどん描いてどんどん発信していきましょう。あなたが今から作品を描けば、それだけであなたはもう立派なクリエイターです。

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それでは今日はこのあたりで。ありがとうございました!

『風鈴イラスト』、ペン入れ開始しました。

こんばんは、からぽんです。

 

最近描くものが多すぎて、描いても描いても次のイラストが待っているという天国のような日々を過ごしています(笑)。

 

今回お見せする風鈴イラスト以外にも、

 

  • 就活イラスト(アナログ絵をデジタル絵に描き直す)(全13枚)
  • 二次創作漫画『所恵美に吸われたい!』(現在約30ページまで進行中)
  • その他恵美イラスト(気まぐれで描いたやつ)
  • あまり大きな声では言えないような漫画///(全6ページ)

 

枚数だけで見ると、全部で約60枚くらい。まあ、二次創作漫画がほとんどを占めているわけですが(笑)。しかもまだ話の途中までしか描いていないので、これから更にページ数は増えます。素晴らしいですね。

 

描くものが溜まっている状態なのに、どんどん新しいイラストを描き始めるから、「描くものがない」という状態にならないんですよね。

 

ずっと描くものがある、なんて素晴らしいんでしょう。

このまま超有名イラストレーターに登りつめるしかない!

 

さて、そんな妄想を抱いている底辺イラストレーターの私が現在描いているイラストの1つがこちら。

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人生で初めて買った風鈴の涼しげな音色に驚くほど感激したので、その感動をイラストに落とし込もうと描き始めたものです。だから『風鈴イラスト』なのです。

 

肝心の風鈴が画面左上にちょろっとあるだけですが、夏全体の雰囲気を出したかったので、こういった構図になりました。

 

私にしては珍しく、背景もしっかり描き込む予定です。頑張ってパース定規を使って、半分くらい理解しながら背景を描いてます(笑)。下手だから障子の木枠とかバランスがめちゃくちゃ。パースってやっぱり難しい・・・。

 

で、とりあえず人物のペン入れはほぼ終わりました。

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こちらはみんな大好き、アイドルマスター所恵美さん。私の担当アイドルです。

彼女は普段髪を下ろしているのですが、今回のイラストでは『夏の涼しさ』を表現するために、髪を後ろで束ねさせていただきました。非常にお似合いです。

女の子って、普段の髪形と違うとまた違った可愛さが出てたまらんですよね。この恵美とか、すこすこのすこです(大好きということです)。 

 

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一枚イラストで描くのは久々になる男。いつも女の子ばかり描いているので、新鮮です。

で、このキャラのモデルはです。恵美の担当プロデューサーなので、彼女と一緒に風鈴の音色を聴くのは当たり前ですよね(暴論)。

ただ実際の私はこんな整った顔立ちじゃないし、恵美も傍にいません(悲)。

寝ている人物はほとんど描いたことがなかったので、ポーズは資料を見ながら描きました。ネットってノウハウの宝庫なので、本当に便利です。

 

 

液タブ + デジタルに環境を変えてから約4ヶ月が経ちますが、ペン入れ作業にはかなり慣れましたね。

人物1人描き上げるのにも前ほど時間がかからなくなった気がします。こう、パパッと描き上げる感じに。

 

それもそのはず。液タブを購入してから今日まで約4か月間、就活時の2、3日を除いてほぼ毎日イラストを描いていたわけですから。そりゃ慣れますわ。

液タブは画面に直接描く感覚なので、アナログからの乗り換え時にまったく抵抗がなかったのが非常に大きかったです。これがもし板タブだったら・・・板タブ自体に慣れるのに4ヶ月かかっていたかも・・・。

 

液タブを購入して劇的に絵を描くモチベが上がったのも事実で、とにかく(自分の中での)高クオリティなイラストがいっぱい描けるし、色鉛筆と違ってカラーがしっかりと写るので、単純にカラーイラストを評価してくれる人が増えたのが大きかったです。

 

7,8万円しましたが、液タブ購入は大正解でした。控えめに言って人生が変わりました(笑)。

 

このブログもそうですが(現在毎日更新116日目)、何事も毎日続けることで習慣化され、成長しますね。

私のイラストは神絵師さんと比べればまだまだですが、追い付け追い越せの気持ちで日々精進します!

 

それでは今日はこのあたりで。ありがとうございました!

カラーイラストが出来るまでの過程を、すべてお見せします。

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こんにちは、からぽんです。

 

今日はこの間描いた『めぐみきイラスト』の制作過程をお見せします。

プラスαで、ペン入れやカラーの上達法についてもお話しします。

具体的には、

 

  • ラフ
  • 下描き
  • ペン入れ
  • カラー
  • 仕上げ

 

の順に、お話していきます。

どのようにイラストが出来上がっていくのか分かるように、しっかりポイントを抑えて話していきますので、どうぞ最後までお付き合い下さい( ̄- ̄)ゞー

 

『めぐみき』って何?

まず基本的情報としてまず、『めぐみき』とは何なのか、簡単にご説明しておきます。

どういったキャラを描いたか分かった上で制作の流れを見た方が、頭に入りやすいと思うので、、、

 

めぐみき』とは、大人気作品アイドルマスターに登場するキャラクター2人の名前を組み合わせたカップリング名称です。

アイマス界隈では、キャラ同士でのイチャコラを妄想する『カップリング』という行為が、至る所で行われています(自分調べ)。

 

ちなみに私が好きなカップリングは、

 

...etc

というように、キャラが多いアイマスは無限大にカップリング妄想をすることができます。

 

今回書いたイラストは『めぐみき』なので、所恵美と星井美希カップリングイラストということです。

それでは所恵美星井美希、それぞれのキャラについて簡単に紹介します。

 

【所恵美】

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今どきの女の子って感じ。ギャル系?ともとれる。

明るく元気で人のために尽くすことをいとわない仲間想いな性格。その反面、自分のことを後回しにする場面も見られ、放っておけない存在。守ってあげたい女の子ランキング』にて堂々の1位を獲得している(自分調べ)。

 

星井美希

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言わずと知れたアイマス界のカリスマ的アイドル。

ビジュアルでは他を全く寄せ付けないほどの圧倒的なオーラを纏っており、全員かわいいアイマスの中でも群を抜いてかわいい。性格もかわいく甘え上手な一方、自分の仕事に誇りを持っているしっかりした面もある。よく寝るから色々とよく育っている。

 

さて、キャラクターについて少し知っていただいた所で、いよいよ制作過程に入っていきます。

 

 

ラフ

 

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ラフ画です。キャラの全身を簡単に描きます。

この段階では服や表情など細かい部分は一切描かず、全体的に「どういったイラストを描くか」が分かる程度に、大まかなポーズやバランスなどを決めます。

 

使っているツールは『鉛筆』で、レイヤーカラーをそれぞれのキャラごとに、青色と赤色にしています。下描きでも同様に、キャラごとに色分けしています。

 

まず、なぜ青色と赤色の線にしているかについて。

それは、黒の線でペン入れをする時「どこを描いているか」分かりやすくするためです。(黒色の下描き線に黒色でペン入れをしたら、どこを描いたか分かりにくいですよね。そういうことです。)

 

次に、なぜキャラごとに線の色を分けているかについて。

それは、キャラ同士で重なる部分(このイラストだと真ん中あたりの髪の毛とか)を見分けやすくするためです。複数のキャラを描く時は、必ずキャラごとに線の色を分けて、どのキャラが何色か分かりやすくしています。このひと工夫をするだけで、ペン入れの効率がグンと上がります。

 

 

下描き


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下描きです。

私は下描きの段階でしっかりと細部まで描き込みます。時間はかかりますが、下描きの完成度が高いと、その分ペン入れが非常に楽になります。

先ほど描いたラフ画をもとに、どんどん肉付けをしていきます。

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こんな感じに、ラフ画をベースに描いていきます。

 

私が描く順番は

前髪 → 輪郭 → 髪全体 → 体全体 → 服 → 顔のパーツ → 背景

です。

描く順番に関しては、人それぞれで違うと思うので、あくまで一例として見てください。数をこなしつつ、自分が描きやすい順番を見つけていきましょう。

 

レイヤー分けについてですが、私は細かく分けている方だと思います。

大きなレイヤー分けは以下の通り。(『』はフォルダ、「」はレイヤーです。)

 

『恵美』<「髪」「輪郭」「表情」「水着」

『美希』<「髪」「輪郭」「表情」「水着」

『花』

 

こんな感じに分けています。細かく分ける理由としては、髪や目など、パーツごとに調整がしやすいからです。

もし髪と目を同じレイヤーに描いていると、描き終わった後に「目もう少し大きくしたい」と思っても、目の上に被さっている髪まで一緒に大きくなってしまいます。

そういった事態を避けるために、レイヤーを細かく分けるようにしています。

 

 

ペン入れ


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下描きが完成したら、ペン入れをしていきます。

使っているツールは『丸ペン』です。細く綺麗な線が引けるので重宝しています。

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先ほど描いた下描きをなぞるように、ペン入れをしていきます。

 

髪の毛や水着、顔のパーツは細めの線で描き、身体の線だけ少し太めにして描いています。身体のラインは線に強弱をつけることで、身体の柔らかい質感を表現しています。

 

線が綺麗に引けるようになるコツとしては、「なるべく一本の線で描く」と意識することです。理由としては、一本で描いた方が無駄な力が入らずシュッとした綺麗な線が引けるからです。

デジタルはキャンバスのサイズを縮小できるので、髪の毛などの長い曲線はイラスト全体を小さくして、線の長さを短くすれば簡単に一本で描くことができます。

アナログだと・・・難しいですよね。。。私もアナログ時代は何回も短い線をつなぐようにして髪の毛を描いていました。一時期は雲形定規とか使って描いたりしてましたね。懐かしい。

 

ちなみにペン入れのレイヤー分けも、下描きの時と同じ分け方をしています。

 

 

カラー

 

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イラスト全体の完成度を左右するカラー。それ故に、最も時間をかける作業です。

 

描く順番は

『肌』→『髪』→『目』→『水着』→『花』

です。

 

カラーは元々めちゃくちゃ苦手だったのですが、描く回数を重ねるたびにどんどん上達してきているのを実感します。特に、髪の毛の塗り方は常に試行錯誤を繰り返しながら、自分なりの表現方法を極めています。

 

カラーが上達する一番の近道は、『本やネットで描き方のノウハウを調べて実践する』。これに尽きると思います。

ネットが当たり前のこのご時世、検索すればプロレベルのノウハウを公開しているサイトはいっぱいあります。そういったサイトを手本にイラストを描いてみると、格段にレベルが上がると思います。

実際に私は、格段にカラーのレベルが上がりました。

参考程度に、こんな感じにレベルアップしました。

 

 

サイトを見ながら実践することで、今まで意識しなかった細かい塗り方や、レイヤーの使い方、筆の使い方など様々な高レベルのノウハウを学びながら、自分のものにすることができます。

 

もっと情報が欲しい人は、本屋やamazonなどでイラストの描き方関連の書籍を探して購入するのもアリです。デジタルソフトのクリスタ(CLIP STUDIO)やプロのイラストレーター監修の本など、多くの書籍が出ているので、一冊持って日々眺めるだけでも、相当なノウハウが手に入ると思います。

 

更にもう一段階上を目指すなら、上記の実践をしたうえで『できないところを見つけ、試行錯誤しつつ改善していく』ことを目指してください。

飽くなき向上心は、必ず将来に役立つと思います。

 

私の場合は、なかなか髪の毛のツヤが上手く表現できず、いつも試行錯誤しています。その結果つい最近になって、大きなツヤ以外にも髪の毛全体に細い線でツヤを入れることで、髪の毛の質感がアップすることを発見しました。

他にも、髪の毛の影を描く際、一回目の影を描いた後にさらに『濃い影』のレイヤーをつくり、『乗算』モードで塗り重ねていくともっと髪の毛の質感が増すことも発見しました。

 

こういった自分なりの気付きは、絵を描くとき常に「どうすればもっと上手く描けるか」考えながら取り組んだ結果たどり着いたものです。

こうした日頃の意識が、更なる技術の向上につながります。今すぐ技術が上がらなくても、「どうすればもっと上手くなるか、自分なりの表現ができるか」考え続け、いっぱい練習を重ねてください。

今めちゃくちゃ上手いと思っているあの絵師さんも、最初は下手だったのです。大事なのは、「上手くなってやる!」という向上心と「楽しむ」こと。

 

 

仕上げ


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キャラと背景が描けたら、最後に仕上げをします。

今回のイラストでは簡単に、背景にハートを散りばめ前面にホワホワした効果を加えました。こうした背景や効果は、クリスタの素材から引っ張ってきています。

デジタルだとこうした一工夫も簡単にできるので、アナログに比べイラスト全体のレベルが上がりやすいです。

楽に使えるものは積極的に使っていきましょう。

 

 

おわりに

今日は『めぐみきイラスト』の制作の流れと、各段階の上達のコツなどについてお話ししました。

改めて全過程の流れを見てみると、「イラスト一枚描くのにかかる労力ってすごいなぁ」と思います。

パッと見るだけだと10秒くらいで終わるようなイラストでも、そのイラストが完成するまでには、非常に多くの時間と労力を注いでいるわけです。

イラストを描いている皆さん、本当に凄いと思います。

私も日々の成長を噛みしめつつ、さらなる向上を目指してお絵描きを楽しんでいきます!

 

それでは今日はこのあたりで。ありがとうございました!!

就活時の恵美イラスト、デジタルで描き直してみました!【その2-3】+ 夜行バスはコスパ良し

こんばんは、からぽんです。

 

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今日は久々に『就活イラストシリーズ』について書きます。

 

どんなシリーズかと言いますと、『就活時(13日間)に描いていたイラストを、デジタルで描き直す』というものです。

既に過去3回、描き直したものをブログにあげてきました。

 

今回は、2日目・3枚目のイラストになります。基本的には1日1枚描いていたのですが、この日は暇すぎて3枚描いてしまったんですよ。そのため、タイトルにも【2-3】(2日目の3)と書いているわけです。

 

2-1と2-2については、以下の記事にそれぞれ書いています。

 

syo031.hatenablog.com

syo031.hatenablog.com

 

 

そしてこちらが2日目ラストのイラストです。

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夜行バスで帰ってる恵美を描きました。バスは、フリー画像をトレスして描きました。恵美も可愛く描き直し、全体的にかなり修正しました。

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カラーは、薄めの色で簡単にサッと塗りました。バスとか空とか色々手抜きです(笑)。

恵美はかなり可愛く描き直せましたね。元々がちょい下手すぎたので、しっかり描き直しました。

 

 

ここから少しだけ当時の話を。

当時、地元岡山から東京へ行って就活を始めたばかりでした。就活エージェントに面談をしに行って、求人に応募したのですが、面接まで1週間近く空くということだったので、いったん岡山へ帰ったのです。

その時に夜行バスを予約したので、出発までの待ち時間でイラストを描いたというわけです。

 

正直、東京にしばらく滞在しながら就活を進める予定でしたが、金銭的にきついのと、精神的負担も大きいと思ったので、帰って本番に備えることにしたのです。

 

岡山に帰ってからは、電話を通してエージェントさんと面接対策や書類添削をし、本番に向けた準備を進めました。

そこからはあっという間で、一週間後、東京へ面接を受けに行き、1発で内定を勝ち取り就活終了、という流れです。

 

地元の岡山を離れ遠い東京の地で就活をするにあたって、私はほぼ全ての移動を夜行バスで済ませました。

理由は圧倒的にコスパが良いからです。新幹線の片道料金くらいで往復することが出来るほど安いです。

つまり新幹線の1/2の値段で東京間を往復できるわけですね。

圧倒的コスパの良さです。

 

ただ、慣れていない人は

  • 眠れない
  • 座席が硬くて体が痛くなる
  • 疲れがたまる
  • 移動時間が長い

など、疲れる要素満載なので、そこは「数をこなして慣れて!」と言うしかありません。。。

ちなみに私は少しでも安眠できるよう、以下のような対策をしています。

 

  • アイマスクをつける
  • 痔もちなので、真ん中がポッカリ空いているドーナツ型クッションを敷く
  • イヤホンで静かな音楽を聴きながら寝る
  • 絶対リクライニングシートは倒す

 

これだけ対策をしているので、久々の夜行バスでも割と普通に寝れました。

ただやはり、体とおしりが痛くなるのは避けられません。。。

 

とはいえ岡山→東京間だと約6,000~8,000円という圧倒的コスパの良さなので、そこは我慢するしかないです。

少しでもお金を浮かしたいなら、やはり夜行バス一択ですね。

 

以上、就活イラストの描き直しと、夜行バスのコスパの良さについてお話しました。

夜行バスに関しては、ぶっちゃけオマケ程度です。毎回イラストに関する就活話をしているので、今回も夜行バスに絞ってお話させて頂いた次第です。

 

また間の時間を使って、就活イラストを描き直します。

描くものが溜まって大変ですが、めちゃくちゃ楽しいです(笑)。

 

それでは今日はこのあたりで。ありがとうございました!

【対処法あり】iPhone6でミリシタをプレイすると、高確率で落ちる!!

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iPhone6の限界を感じた話

こんばんは、からぽんです。

 

みなさん、スマホを大事に使っていますか?

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今やスマホは日常生活やビジネスと密接にかかわり、切っても切り離せない存在となっています。

スマホ無しには生きられない!」

そんな思いを持っている方が大多数と思われます。

 

それほど重要な存在となっているスマホ。当然私も持っています。

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私は、iPhone6を約5年間使っています。

買った当時は最新機種として名を馳せ、我が一家の中でも一番先を行った機種でした。

それが2019年現在、iPhoneはⅩ(10) までシリーズが進み、気が付けば一家で一番古い機種を使っている人間になってしまいました。

 

それでも私はiPhone6を使い続けています。

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大切に使っているため、5年たった今でもボタン系の故障は一切なく、目立った外傷もそれ程ありません。

 

しかし、最近ある現象が私を悩ませ、「そろそろ限界か・・・!?最新機種に換えるべきなのか!?」とiPhone6を手放さざるを得ない可能性まで追い込まれています。

 

その現象が・・・

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ミリシタをプレイすると高確率で落ちる

というものです。

 

ミリシタって何?」という方に、簡単に説明しますと、、、

正式名称は『アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ(通称:ミリシタ)』で、アイドルを育成し、劇場を盛り上げていくというスマホゲームです。

音ゲー要素が強いですが、アイドル達とのふれあい要素も多く、非常につくりこまれた作品になっています。

登場するキャラクター全てが可愛いうえ、楽曲のレベルが非常に高くジャンルにも富んでいるため、のめり込むこと間違いなしです!

これを機に始めてみるのはいかがでしょう。

 

 

 ミリシタプレイ中に「ブチッ」と落ちる場面を紹介

さて、iPhoneの寿命は「3年間(アップル公式より)と言われています。

 

私の使っているiPhone6は今年で5年目iPhoneの寿命は3年間

 

この時点でお察しですよね。

つまり私は、寿命から2年たったものを未だに使い続けているのです!

そりゃ、負荷がかかりやすいゲームアプリは落ちやすくなるに決まっています。

 

では実際にミリシタをプレイしていて、どのような場面でアプリが落ちるのか、全9場面を紹介していきます。

 

1. スペシャルログインボーナスを受け取った直後

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たまに落ちます。なんなら受け取る前のロードで落ちることも。

 

2. 劇場内を移動するロード中

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これも割とあります。ライブをした後だと特に落ちやすいです。

 

3. アイドルと触れ合った直後

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アイドルの親愛度が上がったり、プロデューサーゲージが貯まってる途中に落ちます。話している途中で落ちることはありません。

 

4. 楽曲選択中

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シャシャシャッと勢いよくスライドさせると、大体落ちます。焦らずゆっくりスライドさせれば、基本的には落ちることはありません。

 

5. アイドル編成中

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キャラを選んでいたり、衣装を選択したりしていると、たまに落ちます。

 

6. ラウンジ全般

チャットできません。キーボード表示が重すぎるのかと。

 

7. ドレスアップモード全般

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全くと言っていいほど見れません。起動したら100%落ちます。

 

8. コミュのロード中(プロローグ→メイン→楽曲MV→エピローグ)

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MVの後、必ず落ちます。したがって、メインコミュを進めることが、ほぼ不可能になりました(後ほど『ジュリアループ現象』で詳しくお話しします)。

 

9. 楽曲プレイ後のスコア画面

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最も落ちやすい場面です。大体、左からアイドルが駆け寄ってくるシーンで落ちます。だから、このスクショは割と奇跡です(笑)。

 

ざっとこれだけの場面で落ちたことがあります。

 

最も多く落ちる場面は『ライブ終了後のスコア画面』

この中で一番落ちる頻度が多いのは

楽曲プレイ後のスコア画面です。

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杏奈可愛いね!!

いつも、アイドルがこういった決めポーズをして、その横にスコアが表示される前に落ちることが多いので、このスクショも奇跡です(笑)。

基本的にスコア画面で落ちるため、その後に出てくる覚醒シーンは滅多に見れません。だから、せっかくアイドルの覚醒ポイントが溜まっても、覚醒ボイスが聴けないなんてことがしばしば・・・。

後でアイドル詳細で聴きなおせますが、正直面倒くさいです。

 

上のスコア画面では、3Dモデルのキャラが横から走ってきて「わーい」的なセリフを言います。で、ピコピコピコとライブスコアが表示されます。

ここでめっちゃ落ちます。おそらく、3Dキャラが動くため、負荷がかかりやすいのだと思います。

ライブをしたら3回に1回は必ず落ちると言っていいほどです。下手したら3回中3回(つまり100%)なんてこともあります。

 

メインコミュでは、『ジュリアループ現象』が

次に多く落ちるのは、コミュのロード中です。

基本的にメインコミュに関しては、全てのチャプター(プロローグ、メイン、ライブ、エピローグ)を一気に見ることがほぼ不可能です。

イベントコミュも、各イベントの全話を一気に見ることは不可能に近いです。

高確率(99%)で次のチャプターに移る間に落ちます。

 

これによって非常に困るのが、”メインコミュが進めれない” ということです。

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現在はジュリアまでメインコミュが進んでいるのですが、ジュリアのメインコミュを進めている途中で落ちるので、どう足掻いても風花さんのコミュに行けない。。。

私はこれを、『ジュリアループ現象』と呼んでいます(今だけ)。

 

メインコミュを進めるには、アイドルをタップしてプロローグ→メイン→ライブ→エピローグという過程を全て見なければいけません。

上の条件をクリアすることで、そのアイドルの楽曲がプレイ出来るようになり、次のアイドルのコミュへ進むことができるのです。

 

しかし、どう足掻いてもライブMVの所で落ちてしまうのです。

スキップを押しても、ロードして落ちます。

ライブの先に進めないのです。

 

iPhone6を使っている限り、ジュリアのコミュから抜け出すことは出来ないと思われます。

 

ラウンジ機能とドレスアップモードは使用不可能

上記のような不具合は、一応ライブが遊べたりコミュの途中まで見れたりするのですが、次に挙げる不具合は、そもそものプレイすら出来ないというものです。

それが、

  • ラウンジ機能
  • ドレスアップモード

です。

 

ラウンジ機能は、ユーザー同士がラウンジ内でチャットをするというものです。チャットをするので、キーボードを使います。

このキーボードが重いのか、チャットでメッセージを書こうと思っても、キーボードを開いた瞬間に落ちます。

つまり私は今、ラウンジ内で喋る権利を奪われているのです。ラウンジの皆さんには本当に申し訳ない…。と言っても、普段そんなにラウンジを使う方ではないので、あんまり気にしている人はいないかもしれないですが(笑)。

 

ドレスアップモードは、3Dモデルのキャラの着せ替えができ、様々なアングルから衣装やキャラを見れるというめっちゃ素晴らしい機能です。

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奇跡的に残っていた一枚。このように、拡大して見ることも可能です。これが見れなくなったのは、非常にショッキングでした…。

見てわかるように、3Dモデルだらけの機能なためかなり負荷がかかります。だから、ドレスアップモードを起動したら即落ちます…(´;ω;`)

せっかく色んな衣装を集めても、じっくり鑑賞することが出来ないのです。これはマジでツラい。

 

 

なるべくミリシタが落ちないようにするには?5つの対処法をご紹介

これだけ様々な場面で落ちてしまうミリシタ。iPhone6を使い続ける以上、この負の現象から逃れられることはできません。

ただ、何もしないというのもアレなので、少しでもこの現象を和らげる対処法をいくつか考えてみました。それがこの5つです。

 

  1. 最新機種へグレードアップ
  2. ライブは2Dモードでプレイ ←オススメ!!
  3. 適度にスマホを休ませる
  4. スマホが暑くなったらプレイをやめる
  5. スマホの容量を減らす

 

1. 手っ取り早いのは最新機種へのグレードアップ

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落ちる” という現象から脱却する1番手っ取り早い方法は、『最新機種へグレードアップ』することです。

iPhoneならⅩシリーズにすべきです。最新機種だとスペック的にまず問題なくプレイできるでしょう。

 

ただ、私は2020年まで機種変更をするつもりはありません。

なぜなら、2020年に発表予定の新型iPhoneが欲しいからです。5G対応やらトリプルカメラやら完全新型モデルやら色々と噂が流れているので、できればもう1年耐えて買い換えようと企んでいるのです。

それまでiPhone6が頑張ってくれるよう、大切に使います。

 

2. 【オススメ!】最も効果的だったのが『ライブは2Dモードでプレイする』

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なんと2Dモードにしたら、スコア画面で落ちる頻度が格段に減ったのです!3Dモードではほぼ毎回落ちていたのが、5,6回プレイしても落ちないくらい劇的に良くなりました。

「機種変更までしたくないけど、なるべく快適にミリシタをプレイしたい!」という方に一番オススメする対処法になります。

 

ただ、「2Dモードじゃなくて、3Dモードでキャラを愛でながらプレイしたい!」という人にはオススメできないのが悔しい・・・。

と思ったら、もう一つの対処法がありました。

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そういった方の場合は、3Dの中でも最も軽量な『3D超軽量』でプレイすることをオススメします。これなら、可愛い3Dキャラを見ながらプレイすることが可能です。ただし、ノーツがカクついたりライブ後のスコア画面で落ちることは、ほぼ避けられないと思っていてください。

 

3. 適度にスマホを休ませる

スマホは超便利で、あらゆる欲求を満たしてくれる最高のパートナーなので、常に触っていたい気持ちは十分わかります。ただ、そんな大事なパートナーだからこそ、休ませることも重要です。

ミリシタをプレイした後や、長時間スマホを使った後は、直射日光の当たらないところでしっかり休ませてあげてください。

 

4. スマホが熱くなったらプレイをやめる

あらゆるゲームをやっている時に感じるのが、『スマホの熱さ』です。ミリシタの場合、だいたい1曲プレイしたらスマホが熱くなってきます。それでも続けてやっていると、もっともっと熱くなります。

そうなったらスマホが悲鳴を上げている合図なので、いったんプレイをやめましょう。熱い状態のままプレイすると、下手をしたらスマホが壊れてしまうかもしれません。

スマホが熱くなってしまうのは、スペック上仕方のないことだと思うので、少しでも熱くなるのを抑えたい人は、クーラーの効いた涼しい部屋でやると、多少効果があるかもしれません。

 

5. スマホの容量を減らす

スマホ自体に入っているデータ容量を減らすことで、メモリが軽くなり動作がスムーズになることがあります。

iPhoneユーザーの方は『設定』→『一般』→『iPhoneストレージ』で現在の容量を確認してみてください。

もしいっぱいいっぱいだったら、いらないアプリや写真を消しましょう。写真やビデオは、『Googleフォト』などのアプリを使ってバックアップを取っておいてください。

私もみたらめっちゃ圧迫してた・・・。

 

 

おわりに

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以上、今日は『iPhone6でミリシタが落ちる!』というテーマをもとに、その現象と対処法についてお話ししました。対処法については、簡単に出来そうだと思ったものから試してみてください。

 

  1. 最新機種へグレードアップ
  2. ライブは2Dモードでプレイ ←オススメ!!
  3. 適度にスマホを休ませる
  4. スマホが暑くなったらプレイをやめる
  5. スマホの容量を減らす

 

もし私と同じような悩みを抱えている人の助けになっていれば幸いです。記事であげた対処法などを試してみて、ぜひ快適なミリシタライフを送ってください!

 

それでは今日はこのあたりで。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

【ガウスぼかし・グロー効果】イラストの完成度をグッと上げる方法

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こんにちは、からぽんです。

 

今日お話するのは、

普段クリスタ(CLIP STUDIO)を使ってイラストを描く

という人に向けた内容になります。

 

クリスタを使っていない人にも、「そういう表現方法があるのか」と知っていただける良い機会と思うので、どうぞ最後までお付き合い下さいm(_ _)m

 

ガウスぼかしで完成度アップ!

イラストを描く時、キャラクターと背景を描く人は多いと思います。

私も最近は、しっかり背景を描くことが増えました。

 

しかし最近、イラストを描き終わった時にある ”違和感” に遭遇します。

 

それは

「キャラと背景が馴染んでない!」

ということです。

 

背景を本気で描いてしまうあまりリアルな画風になってしまい、その分キャラが浮いてしまうのです。その浮き様はまるでコラ画像のよう。

 

こちらのイラストがまさにそんな感じです。

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『綺麗な海の画像』に『女の子のイラスト』を貼り付けたみたいになっています。

これでは、せっかく頑張って描いたのにコラ画像と勘違いされかねません。絵描きとして、これほど悲しいことはないでしょう。

 

そこで使うのが、クリスタにある『ガウスぼかし』という機能です。

このガウスぼかしで背景をぼかせば、カメラのポートレートモードのように、キャラがはっきりと写るようになります。

 

ガウスぼかし前

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↓↓↓

 

ガウスぼかし後

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見にくい方は、拡大して背景を見てください。ガウスぼかし後は、背景がボヤーっとしてますよね。

こうすることでキャラがより引き立ち、イラスト全体の完成度が更に上がります。

 

(※海美(キャラ)が明るくなってるのは、別の効果を入れたからです。それについては後ほど『『グロー効果』を使って、キャラと背景をもっと馴染ませよう!』でお話します。)

 

 

ガウスぼかしのやり方

ここからは、『ガウスぼかし』のやり方について、その手順をお話します。

 

1. 背景レイヤーを1つにまとめる

まずガウスぼかしを行う前に、背景レイヤーを1つにまとめておく必要があります。

フォルダーではなく、きちんと1つのレイヤーにまとめてください。

 

2. メニューのガウスぼかしを選択

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背景レイヤーを選択した状態で、上のメニューバーにある『フィルター』→『ぼかし』→『ガウスぼかし』をクリックします。

 

3. お好みの値まで数値を調整

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背景のぼかし具合を見ながら、お好みの値まで数値を上げていきます。

 

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ちなみに私は『13.00』にしました。数値を移動したら、それと連動するようにイラストのぼかしも変わるので、後ろのイラストを見ながら調整してください。

 

4. 完成!

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ぼかし具合が、決まったらOKを押します。これでぼかし完成です!!

 

 

『グロー効果』を使って、キャラと背景をもっと馴染ませよう!

ガウスぼかしをすることで、キャラがよりハッキリと強調され、イラストの完成度が上がりました。

この次に、もう一手間ある作業を加えることで、さらにキャラと背景を馴染ませることができます。

 

それが、『グロー効果』です。

今回のイラストでは、キャラにツヤを与えることで、太陽の光を浴びているように見せます。

 

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こんな感じに。

グロー効果を行うことで、キャラに光が当たっているような明るさが出ています。

これで、海美が外にいて太陽の光を浴びている雰囲気がより出ます。

 

 

グロー効果のやり方

では、グロー効果のやり方も載せておきます。

 

1. まず、グロー効果前の状態のデータを保存しておく

グロー効果は全てのレイヤーを統合するので、まずは後から修正が出来なくなる状態を防ぎましょう。必ず、グロー効果前のデータを保存しておいて下さい!!

 

2. 今までの作業レイヤーを1つにまとめ、そのレイヤーのコピーをつくる

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ここから、グロー効果の作業に入ります。

レイヤーを1つにまとめ、そのレイヤーのコピーをつくります。コピーは、レイヤーの上で右クリックしたら、『レイヤーを複製』が出てくるので、それを選べばOK。

 

3. レイヤーの色を調整する

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編集』メニュー→『色調補正』→『レベル補正』と進んでいき、入力レベルのツマミを全体的に右に寄せます。

 

4. ガウスぼかしでぼかす

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またまたガウスぼかしです。先ほどと同じように、上のメニューバーにある『フィルター』→『ぼかし』→『ガウスぼかし』をクリックします。

適当にぼかしてください。私は『19.00』にしました。

 

5. レイヤーを『スクリーン』にし、不透明度を下げて完成!

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上のように、合成モードを『スクリーン』にして、不透明度を下げます。

お好みで調整してください。

 

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これで完成です!!

 

 

おわりに

今日は『ガウスぼかし』と『グロー効果』についてお話しました。

このようにデジタルソフトには、一通り完成した後にもうひと工夫加えると、更にイラストの完成度がアップする機能があります。

 

もし、自分のイラストに「何かが足りない…」と思ったら、今日紹介したような『ひと工夫』をされてみてはいかがでしょう。

きっと、あなたのイラストの魅力が増すこと間違いなしです!!

 

それでは今日はこのあたりで。ありがとうございました!!

【イラスト】背景を描くのって難しい!けど超楽しい!!

こんにちは、からぽんです。

 

今日は、一昨日完成させた高坂海美の誕生日イラスト』の制作話をします。

 

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中でも今日お話しするのは、背景に関するものに絞った内容になります。背景を描いて感じた『こだわった点』『楽しい点』『大変だった点』について、お話ししていきます。

 

こだわった点

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こだわった部分はたくさんあります。

 

  • 入道雲の形
  • 雲の影に強弱をつける
  • ひこうき雲
  • 雲の上の方は風で流れているようにぼかす
  • 海の色はエメラルドグリーン
  • 手前側に浜辺を描く

 

など、いろいろ意識しながら描きました。

 

入道雲の形

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線画でしっかりとモクモクした入道雲を描いていきます。意識することは、『モクモク』です。とにかく、モクモクさせる。

カラーでは、入道雲のモクモクしてる感じを表現したかったので、無料で配布されている雲ブラシ『水彩入道雲を使って描きました。

クリスタにはこういったブラシ素材がたくさん存在するので、使えるものはどんどん使っていきます。

雲を描く時は、いつもこの雲ブラシを使っています。

 

雲の影に強弱をつける

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めっちゃ苦労した雲の影。濃い部分と薄い部分を組み合わせることで、雲全体がクッキリとした印象になります。まあ、上手くできたとは言い難いですが。まだまだ実力不足です。

 

ひこうき雲

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ひこうき雲を描くことで、なんかよく分からないですが、景色の雰囲気がよくなる(気がします)。

ちなみにひこうき雲の描き方ですが、デジタルにもかかわらず液タブの上に定規を敷いて、鉛筆ツールで描いています(笑)。

なんだかんだ、デジタルになっても定規は使える要素が多いです。

 

雲の上の方は風で流れているようにぼかす

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基本モクモクとはっきりした入道雲ですが、変化をつけるため上の方はエアブラシでぼかしました。こうすることで、風の流れも表現することができます。また、ぼかすことで自然な感じも同時に表現できます。

 

海の色はエメラルドグリーン

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海と言えば『青色』ですが、いわゆる綺麗なビーチの海は『エメラルドグリーン』と表現されることが多い気がします。

だから、青ではなく緑をベースにしました。

ただ、遠く水平線に向かっていくほど濃い青になっていくよう、グラデーションをつくりました。

ちなみにグラデーションを描く際に使ったツールは『にじみ縁水彩』です。良い感じに滲んで、グラデーションがつくりやすいと感じました。

海は全体的に良い感じに仕上がったと思います。

 

手前側に浜辺を描く

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右下にひと際明るい色があります。これ、浜辺付近の砂を表現しているんです。

最初は描く予定ではありませんでしたが、なんか味気なかったので砂浜を足してみたところ、かなり海って感じが増したので、入れて正解でした。

 

以上が、背景を描くうえでこだわったポイントです。

絵っていろいろ考え、工夫しながら描くんですヨ。。。

 

 

楽しかった点

背景を描いていて一番「楽しい!」と感じた場面はやはり、『どんどん世界がつくられていく瞬間』です。

 

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今回のイラストで言いますと、

  • 海の色がついた時
  • 青空に雲ができた時
  • 雲に影がついて、一層夏の空を感じた時

などです。

 

自分のイメージしていた世界が実際に目の前に現れてくると、「おお!自分が描きたかった世界が目の前に広がっている!!」という感動を覚えます。

今回のイラストを描いている時、海ができ、青空が広がり、雲が生まれ、夏空が完成する過程すべてに感動していました(笑)。

 

 

大変だった点

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今回のイラストの背景を描いて、何が一番大変だったか聞かれたら真っ先にこう言います。

雲の影が全然うまく描けれない

と。

 

今回のイラストで大変だったことは、ほとんどこの『雲の影』に集約されます。それほど、大変で難しい作業でした。

 

ちなみに、雲の影を描くのに使ったブラシは『筆ツール』の『水多め』です。

 

では具体的にどう大変だったか、いくつかポイントを書き出してみます。

 

  • 自然な質感が表現できない
  • 雲の形が複雑なため、光と影の映り方が上手くイメージできない
  • 影を何層も塗り重ねていくため、ものすごく時間がかかる

 

上記3つのポイントについて、それぞれ掘りしていきます。

 

自然な質感が表現できない

今回のイラストで一番ヘタな部分を挙げますと、自分の中では圧倒的に『雲の質感』、これにつきます。

入道雲らしいモクモクとした力強さを感じないうえ、影のつけ方がヘタクソなせいで立体感もイマイチ伝わらないです。

 

これらを改善するためには、

  • 雲の立体的な構造を理解し
  • 光と影の付き方をイメージできるようにし
  • 自然物を上手く描ける筆先の技術を向上させる

ことが必要になってきます。

私自身、デジタルでの背景制作はほぼ初めてと言っていいので、まだまだ勉強が必要ですね。

 

雲の形が複雑なため、光と影の映り方が上手くイメージできない

イラストにおいて、光と影の表現はそのイラストの出来を左右する、非常に重要な要素です。

立体感を出すためには、この光と影を上手く表現する必要があります。ただこれが、なかなか難しいのです。

 

光源の方は明るく、その反対側は暗い。

基本的な理解はコレでOKなのですが、いざ背景や人物を描くと、いかに影のつけ方が難しいか思い知らされます。

例えば、服のシワとか、今回のような雲の影とか、複雑なポーズをした人物の影とか・・・。

色々あるんです。

 

光と影の付き方を理解するためには、常日頃からそういった部分に目を向け理解する観察力が必要になります。

ということは、「もっと入道雲見よう」ということですね。

 

影を何そうも塗り重ねていくため、ものすごく時間がかかる

このイラスト、完成までに要した期間は2日間です。時間で換算すると、1日6時間くらいとして、約12時間です。

キャラに4,5時間。残りの7時間を背景に使った感じです。実際はもう少し短いかもしれません。

ただ、2日目のほぼ丸一日を背景に費やしていたことは確かです。

そしてその半分以上が、「雲の影を描く」という作業に費やされていた記憶があります。

 

如何せん背景をまともに描いたことがないうえ、デジタルに変えてからまだ4ヶ月ちょっと。僅か一日足らずでガチの背景を描くこと自体に、ちょっと無理があったように思えます。

時間がかかるということは、まだその作業に慣れていないということ。もっともっと経験を積んで、技術の向上と共に描くスピードも上げていくよう頑張ります!

 

 

以上が、『雲の影が上手く描けない』ポイントでした。

絵を描くって、大変なんです・・・。

 

 

おわりに

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以上、今日はデジタルで背景を描いた時に感じた『こだわった点』『楽しかった点』『大変だった点』について、お話ししました。

 

やっぱり背景って大変ですけど、一気に絵の世界観が広がるので、描いてても見てても楽しいです!

 

デジタルで背景を描いた経験は、まだ片手で数えるくらいしかありませんが、明らかに前回よりも上達していると感じます。デジタルでの作画にもかなり慣れ、どんどん新しい領域に足を踏み入れ、自分の絵の幅が広がっていることを実感できます。

 

ちなみに、前回の背景込みのイラストと今回のを比べますと、こんな感じです。

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上達・・・してますねえ!

まあ前回のは人工物がほとんどなので、今回の自然物とはまた別のカラースキルが求められ、一概に比較はできないのですが(笑)。

 

絵の幅が広がると、それだけ描けるものが増えるということなので、これからもどんどん新しいことに挑戦していきたいと思います。

新しいことにチャレンジすると、大変なことや失敗が付き物ですが、その分得られるものも大きいので、恐れず立ち向かっていきます。

 

今回のイラストで、背景を描く楽しさに目覚めました!!

 

それでは今日はこのあたりで。ありがとうございました!!