就活の天国と地獄を味わった1か月(後編)
移転しました。
こんばんは、からぽんです。
書くことが多くてこんなに遅くなってしまいました!それだけ書きたいことがあるんです!辛いことはいっぱい吐き出してスッキリしたいですから!
さて今日は、前々回の記事『就活の天国と地獄を味わった1か月(前編)』の続きを書いていきます。
漫画更新+前々回のおさらい
本記事の内容に入る前に、漫画の更新と、軽く前々回の記事をおさらいしておきます。
最終面接の結果通知が私のもとに届き、恵美と一緒に見るところです。恵美は優しいなあ。
そして「内定承諾」を見事獲得!!喜びを爆発させます!飛び跳ねてる恵美のかいわさ!
無事受かったことを母に伝える私と、そんな私をやさしく見つめてくれる大天使メグミエル(錯乱)。
時間が少し経ち、内定式を終えた私に元気よく会いに来てくれた絶対的女神恵美。
しかし扉を開けるとそこにはPヘッドではなく、まんまるになった私。なにやら深刻な事態(皆さん知ってると思いますが、内定辞退です)。
この漫画シリーズ、もうすぐ終わる予定ですが
「どう終わらせればいいんだろ・・・。」
と思いながら描いてます(笑)。まあ、大した話ではないのでさらっと描いて終わりますよ!
『就活の天国と地獄を味わった1か月(後編)』の内容
- 内定を得たにも関わらず自ら蹴った
- 就活で『あること』が大事だと気づいた
- 就活では、情報に振り回され過ぎず、しっかりと整理して決断をする
こんな感じです。
もし、さらに詳しく読みたい場合は、下記の記事を読んでください。
内定を蹴った理由
それでは、本題に入っていきましよう。
就活している人はまずいないと思われる12月中旬頃。私はようやく勝ち取った内定を蹴りました。
この時期で掴んだ、たった一つの内定を蹴る馬鹿は、おそらく私ぐらいでしょう。
何でそんな馬鹿なことをしたのか?
内定式前日、当時の私はようやく就活とおさらばできる開放感に満たされていました。
東京に行く準備を整え、「さあ後は寝て起きて内定式に行くだけだ」という状態でした。
しかし、そんなウキウキの私に、姉から電話が。
私の姉は、東京の人材派遣会社に務めています。仕事上、あらゆる会社のデータを見ることが出来るそう。
そんな姉から、電話越しにこう言われました。
「あんたが内定とった会社、結構やばいから行かない方がいいかもよ」
私はその言葉を聞いて頭が完全に混乱しました。
え?やばいって何が?ていうか明日内定式なんだけど!?
もう、ぐちゃぐちゃ。
もう年内には決まらないかと思った矢先に取れた内定。手放す気はサラサラなかった。
でも、姉からのその一言で、私の気持ちはグラグラ揺れました。
『給料が低い』『時間外手当についての記述がない』『いろんなクチコミ、実体験を見るとかなりブラック』
やばい理由が姉の口からどんどん出てきます。
私は正常な判断が出来なくなり、姉からの電話を切ったあと、とりあえず母親に姉から言われたことを話しました。
母もびっくりしていましたが「とりあえず明日の内定式には行っておけば?」と私に言ってくれました。
でも就活が初めてで、ましてや内定式への参加なんてしたこともない私は、「内定式に出席したら絶対その会社にはいるもの」だと思い込んでいました。
それ故に、姉からの言葉にはショックを隠せませんでした。
「内定式に行って入社を決意する」
「内定を蹴ってまた地獄のような就活に逆戻りする」
私にはこの二択しか見えませんでした。
結局曖昧な気持ちのまま、夜机を投げ飛ばして母と喧嘩したりなど、ひと騒動起こして内定式当日を迎えます。
内定式の朝、私は布団にくるまって携帯をにぎりしめていました。内定を貰った時のメールを見つめながら、内定辞退の文面を考えていたのです。泣きながら。
本来乗るはずだった新幹線の発車時間になって、私は内定辞退の旨を伝えるメールを送りました。本来は電話で伝えるべきですが、怖くて出来ませんでした。
「終わった」
そう思いました。
その後、会社から電話やメールが来るかもしれないという恐怖心から、携帯を機内モードにして布団に潜り込みました。
もう、何も考えたくありませんでした。なんで自分ばかりこんな目に遭うのか。やはり自分は社会から必要とされていない人間なんだと、自分を責めました。
その後、姉の会社伝いで東京で就活をしましたが、内定は1個も貰えず。というよりもう疲れて行動できませんでした。
前々回の記事で、内定を蹴るに至るプロセスがダメだったと書きました。
私の場合、
周りの意見に振り回されすぎて、自分の気持ちを考えずに決めてしまったことです。
内定式前日とはいえ、もっと自分がどうしたいのか考えるべきでした。
就活を通して気づいたこと
こんな二度とやる気はない就活で、学んだこと。
それは、『自分の人生について考える大切さ』です。
今まで22年間生きてきて、このことについてまともに考えたことがありませんでした。
就活中も、自己分析で今までの人生を振り返る機会はありましたが、それは企業に合わせるためで、自分自身の未来を考えることには繋がっていませんでした。
明るい笑顔だの、声が大きいだの、リーダーシップがあるだの色々自分の長所を探して、それが活かせる仕事に就くことしか頭にない。
結局、就活のレールでしか物事を考えていなかったのです。
しかし、就活を失敗したことで先のことがわからなくなり
『本当に自分がやりたいこと』
というのを真剣に考えるようになりました。
それを考えるきっかけをくれたのが、神田昌典さんの『非常識な成功法則』という本です。
成功法則について書かれた書籍は山ほどありますが、そんな中でこの本の『非常識』というフレーズに惹かれ購入しました。
読んでみたら、やっぱり人間考え方で変わるもんなんだなと思いました。
そして、この本を読んで、自分の将来について考えたら
「絵を描いて、生きていく」
これが、自分のしたいことだなと改めて思いました。そして、自分のやりたいことで生きていくために、今を全力で生きていくことにしました。
- 毎日、10個目標を書いて実行に移す努力をする
- その目標を朝晩ニヤニヤしながら眺める
この2つは毎日徹底してやっています。
その結果、まだその習慣を始めて1週間くらいしか経っていませんが、色んな新しいことが始まったように感じます。
こうしてブログをしっかり書けるようになったり、Twitterで繋がる人が30人から100人以上に増えたり、自分の好きことにさらに本気でのめり込めるようになったりなど、自分に素直に生きている気がします。
会社に属していないので、今は無職です。でも、自由に生きている今はものすごく楽しいです。
お金がないと死んでしまうので、マネタイズに向けて、今後は本格的にブログ運営や動画配信、更には『絵を描く』ことをもっと多くの人に体験してもらって、様々な表現をしてもらえるようなツールをつくりたいと思っています。
こういう未来を考えて、今できることを全力でやるというのは、想像以上に楽しく、生きがいがあります。
就活は失敗しましたが、本当の自分の人生を生きる道に進むことができたと思っています。
まとめ
長くなりましたが、以上が私の就活経験とそこから学んだことです。
この話で1番伝えたいことは、
- 『自分のやりたいことを本気でやってみる』ことを考えて欲しい
ということです。
それが会社に所属して出来ることなら頑張って就活を成功させてほしいし、もし会社にそういう未来を感じないのであれば、自分のやりたいようにやってみればいいと思います。
今を、全力で、生きていってください!
最後に、次回辺りで就活漫画を終わらせたいと思います。もう少しで終わる予定なので、しばしお待ちを!ページが出来次第Twitterでも更新していく予定です!
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!!