大学4年生からのブログチャレンジ

大学4年生からのブログチャレンジ

人生のどん底に陥った私を救ってくれるのは、いつもイラストでした。

令和イラスト完成!!

移転しました。


こんばんは、からぽんです。

 

お待たせしました。今まで3回に渡ってお送りしてきた、『令和イラスト』。今日完成しました!

過去3回の記事はこちらから。

 

syo031.hatenablog.com

 

syo031.hatenablog.com

 

syo031.hatenablog.com

 

本記事の話に行く前に、ざっくりと過去の記事の内容をまとめました。

  • 今回のイラストをどう描くか悩んだ過程(ポーズや構図など)
  • 目の描き方に拘った
  • ペン入れで苦労した(原付の曲線とか)
  • 恵美の死んだ魚の目が好き
  • イラスト描かずにイタリア動画作ってた

 

以上のように、イラストを描いている過程とか、描く上での拘りとか私の嗜好を書いています。

 

完成イラスト

それでは早速、完成したイラストをご覧下さい!

 

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いや〜頑張った!

見てくださいこの原付のリアル感!!ちょっとリアル感出しすぎて恵美が浮いちゃってる気がしますが、まあいいでしょう!!

明らかに私のカラー技術は向上している!(はず!)

背景は正直手抜き感が出ていますが、イラストのコンセプトが「新しい時代へ!」って感じなので、「大空のもと進んで行こう!」という解釈でお願いします(笑)。

 

全体としては、カラーの技術がだいぶ人並みになってきたなと感じています。

3月くらいまでは目も当てられないほど残念なカラーイラストを描いていました。それが何と言うことでしょう!たった1ヶ月足らずでこの出来栄え!!

まあ、イラストソフトをClip Studioに変え、液タブを購入したことで、最高の制作環境に変わっただけなんですけどね。

 

 

恵美のカラー作業

あんまり自画自賛してても気持ち悪いので、ここからは具体的な作業内容をお話していきます。

まずは恵美から。

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全体像。恵美は過去に何回も描いたことがあるので、カラーも慣れてきました。

 

髪のツヤ

しかしそれでもやはり大変だったのは、『髪のツヤ』です。

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自然な質感のツヤを出すのが本当に難しいです。

今回のイラストのツヤは、自然というより光がよく当たっている、キラキラしたツヤになっています。そのせいで、なんか金髪キャラになりかけてます(笑)。

背景を青空にしたので、違和感はあまり無いかもしれませんが、それでもちょっと光沢感を出しすぎてしまったかも。

ツヤの作業は、レイヤーを『発光』にして、白色の水彩(水多め)で「サッサッ」と流れを意識しながら描いています。

不透明度を20〜30%くらいにして、全体のバランスを見ながらツヤ出しをしているのですが、気づいたらどんどん重ね塗りをしてしまい、結果的にピカピカの髪が出来上がってしまいました。

次からは、重ね塗りをし過ぎないよう、少し我慢して塗ることにします!

 

そして、今回線画の段階から最も拘った『目』。

目の形を今までの『萌え系』から『エヴァ系(?)』に変えたのです。

 

※『萌え系』と『エヴァ系』の比較は以下の記事に書いていますので、よろしければそちらをご覧下さい!

syo031.hatenablog.com

 

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今回のイラストの目。上記で挙げたような、描き方、だけでなく塗り方にも(少しですが)変化を出しました。

それは、瞳の色差です。今回のイラストでは、瞳の色差をいつもより大きくしました。

ここで、前回描いたイラストと今回描いたイラストを比べてみましょう。

 

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前回のイラスト

 

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今回のイラスト

 

どうでしょう。分かりにくいと思いますが、前回に比べ今回は、上側の紫色がかなり濃いです。(下側の紫色は同じ濃さです。)

何故色を濃くしたか。

それは、今回のような目の形を描いていた時(小中学生時代)は、瞳の上側を黒色で塗っていたからです。完全にエヴァの影響を受けてます(笑)。

あと、ハイライトをつけ過ぎないよう気をつけました。

 

ネイル

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何気に初めて描いたネイルカラー。恵美は絶対ネイルしてると思うのですが、何色なんでしょうね?

今回のイラストでは紫色にしました。理由は、単に私が好きな色だからです(笑)。

紫は高貴な色と言いますし、超絶美少女の恵美にピッタリな色ですよね!

爪はツルツルしてるので、ツヤが描きやすかったです。

 

ちなみに、ミリシタの4コマで恵美と海美がネイルごっこしてるのがあるんですけど、控えめに言って最高ですので、ここに貼っておきます。

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こちらです。

「ふんぬっ!」と頑張っている海美がもう可愛くて!そしてその海美を見て微笑んでいる恵美の絶妙な表情!!母性を感じられずにはいられない!!

最後のコマで可憐を出すのもGJ部

 

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靴の裏。

恵美はブーツ履いてるイメージがあるのですが、さすがに原付でブーツ履かせるのはどうかと思うので、スニーカーにしました。

モデルは私が履いているNIKEのスニーカーです。裏側のデザインがシンプルなので、描きやすかったです。

工夫した点は、滑り止めの部分の上側に光を、下側に影をつけることで、立体感を出したことです。

 

恵美のカラーは以上になります。顔と体の一部だけだったので、前回ほど時間はかかりませんでした。まあ、可愛いということです。

 

 

原付のカラー作業

続いて原付

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これはマジで頑張りました!よくこんなリアルな感じに描けたなー、と自分でも思います。

全体で意識したのが、影と光のバランスです。この、光と影を出す際主に使ったツールは、水彩筆の「水多め」です。重ね塗りを行うことで質感を出していきました。

 

タイヤ

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タイヤ全体はほぼ黒色ですが、手前の方は少し光が当たっている感じを出すため、グラデーションで明るくしています。それと、フロントフォーク(タイヤの横にあるなんか棒みたいなやつ(適当))は、灰色、薄い灰色、白色と重ねていくことで自然なツヤを出しました。

 

ボディ

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フロントフェンダー(タイヤの上に被さっている、泥除け)は、手前に当たる光を描き、ボディの下側に行くほど暗くなるようグラデーションを作りました。

ボディも同じく光と影を意識し、ボディのツヤツヤ感を出すため、影を濃くつけたり光沢の部分をしっかり濃く塗ったりました。

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黄色い線で囲った部分です。

 

この作業で、原付の質感がかなりリアルになりました。

ベース段階の絵と比べるとその違いが一目瞭然です。

 

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ベースカラー段階 

 

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塗り完成段階

 

フロントライト

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この部分、正直に言うとめんどくさかったです(笑)。

線画の段階で内部の細かい部品を描き、その後パーツごとに色を塗っていきました。

部品が塗り終わったら、透明のカバーの部分へ。

灰色で全体を少し暗く塗り、その後白色で明るい部分を塗りました。てっぺんに行くほど明るく、下の方は暗めに。全体のバランスを見ながら、端の方も明るくしました。

 

以上のように、原付のカラーは大変でした!

でもその分めっちゃハイクオリティな塗りができ、満足しています!!

 

 

その他バリエーション

今回は、最初に見せたイラスト含め3パターン作りましたので、そちらも紹介します。

 

令和お祝いバージョン

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文字なしバージョン

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大空バージョン

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こんな感じです。ちゃんと大空を描いても、原付のリアルさが突出してますね(笑)。

 

ということで、令和イラスト作業についてお話しましたー!

読んでくださったあなたが、今回の記事を通して楽しんで貰えたら、これ以上嬉しいことはありません!!

これからもどんどんイラストを世に出し、もっとたくさんの人と繋がっていきたいと思います!

 

それでは今日はこの辺りで。ありがとうございました!!!